リノベーションのイメージを固める方法とは

リノベーション

リフォームやリノベーションを考えるときは、家に対する考え方を家族または夫婦で、しっかりと話し合っておくことがすごく大切です。
イメージがすでにある場合には、玄関を広く取りたい、リビング階段をつくりたい、ウオークインクロゼットが欲しいなどこだわりたいポイントを整理しておきます。
ビルトインガレージなど特別な設備が欲しい場合にはなおさらです。

イメージが全くわかない場合は、どんな暮らしがしたいか?
理想の暮らしを思い描いてみます。

では、あるご家族を例を参考にしてみましょう。

  • 夫・・・趣味の部屋が欲しい、浴室は星を眺めながら露天風呂気分を味わいたい。
  • 妻・・・お客様とも料理できる広々キッチンにしたい、衣類を一括管理できる大容量のクロゼットが欲しい、家具は全部買い替えたい。
  • 子ども①・・・プリンセスのベッドみたいにレースで囲まれたい
  • 子ども②・・・お庭でバーベキューしたい、大人が入ってこない隠れ部屋がほしいとか。

今の不満も合わせてたくさん出てきます。家族の人数が多ければ多いほど、それぞれの希望や理想があって、まとめるのが大変そうですね。
誰かが我慢する場面もあるでしょう(笑)

もうお察しかと思いますが、予算の中で、自分たちらしい住まいにするには、優先順位を決めなければなりません。

では、あなたにとって家とは、どんな役割ですか?という質問に置き換えるとどうなるでしょうか?

  • 家族が仲良くなる、健康になる
  • 季節を感じる暮らし
  • プライバシーを守る
  • 趣味のDIYを楽しむ場所

など

私は、家の役割って、素の自分に戻れるところ。
明日の自分を造るところだと思っています。

年齢を重ねると、仕事を持つ人は、責任も重くなってきますし、子どもは、いつまでも子どもではいられず人間関係も勉強も複雑になってきます。
でも、素の自分に戻れる場所があるからこそ、明日はどんなことが待っているのかなとポジティブ思考にもなれるのだと思います。
家という箱は時の経過とともに、劣化することは避けられませんが、家族と共に成長の記録を刻むかけがえのない箱です。

リフォーム・リノベーションのご相談があればいつでもお声がけください。
今日もすてきな一日でありますように。